ビジネスシーンでは、主役は君だ
2023.02 08
  • Writing

    伊藤 一彦

ビジネスシーンでは、主役は君だ

ビジネスシーンでは、主役は君だ
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伊藤 一彦

伊藤 一彦 いとうかずひこ

BCC株式会社 代表取締役社長 中小企業診断士

IT営業の人材を育成し、大手企業に派遣するIT営業アウトソーシング事業と、介護レクリエーションというユニークなアプローチのヘルスケア事業を展開するBCC株式会社を経営する。2021年に東証マザーズに上場。「経営戦略を立て、実行する」。そんなシンプルなルールを忠実に実践することで、着実な事業成長を実現してきた。地域のビジネスコンテストの審査員やアクセラレーションプログラムのアドバイザーとしても活躍し、経営の鉄則を伝えている。

成功している経営者たちはなにを意識しているのでしょうか。
経営の成功者たちに、ビジネスを展開する上で大切にしているマインドについて語っていただきます。

一人称

今回のテーマは、「一人称」である。
一人称は「わたし~」、二人称は「あなた~」、三人称は「彼~、彼女~」。
ビジネスの世界で大事なことは、一人称で話せることである。


よくある上司と部下の会話である。


上司「なぜ、予算達成できなかったのか?」
部下「お客様の都合で納品できなかったからです。」


これでは、いつまでも成長できない。
予算達成できなかったのは、お客様が悪いのか?
一人称に直すと、


部下「わたくしがお客様の都合を十分に確認できておらず納品が遅れたからです。」


これは、とても大事なことである。
失敗を他人の責任にしている限りは、いつまでも成長できない。

常に、一人称で考えて、常に、一人称で話す。
一人称で話せるようになると、「自責の念」が生まれてくる。
これが成長していくために必要なことなのである。
他人の責任ではなく、自分の責任であるという自覚をもって、
一人称で話せるようになってほしい。

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