1.2 フレームワークによる事業戦略の策定

フレームワークによる事業戦略の策定では7つのフレームワークを活用することで事業戦略を策定していくことができます。

フレームワークによる事業戦略の入力例をそれぞれのカテゴリごとに紹介します。
掲載している画像はアプリの画面イメージを掲載していますが、自社のミッション以外の入力エリアの各質問は2行までしか表示されていません。

各フレームワークに入力されている内容は質問回答形式で入力された回答と同じ内容です。回答全文を参照したい場合は、質問回答形式の対応する質問回答を参照ください。

1.2.1 ミッション・ビジョン・バリュー

あなたの会社の企業活動の目的(ミッション)を明確にし、その目的を達成した結果として何を実現するか(ビジョン)を明確にします。ミッションとビジョンを明確にするにあたって、あなたの会社の目指している価値観、行動指針(バリュー)を決めていきます。

【入力例】

<対応する質問回答形式のカテゴリ>
・ビジョンの策定

1.2.2 3C分析

市場や顧客のニーズを捉え、競合他社がどう対応しているかを分析し、あなたの会社の特徴や経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)を活かして、市場・顧客のニーズに対してどのように効果的にアプローチできるかを考えます。

【入力例】

<対応する質問回答形式のカテゴリ>
・内部環境の分析(自社の特徴)
・外部環境の分析(顧客の特徴、競合他社)

1.2.3 SWOT分析

あなたの会社の特徴や経営資源(内部環境)の分析をもとに強み、弱みを分析し、市場動向や競合他社の動きなど(外部環境)をもとにしたビジネスの機会、脅威を分析します。

【入力例】

<対応する質問回答形式のカテゴリ>
・内部環境の分析(自社の強み、弱み)
・外部環境の分析(自社の機会、脅威)

1.2.4 クロスSWOT分析

あなたの会社の強み、弱み、ビジネスの機会、脅威を掛け合わせた戦略案を考えます。

  • 強み × 機会:強みを活かし機会を捉える戦略案を列挙する
  • 強み × 脅威:強みを活かし脅威を克服する戦略案を列挙する
  • 弱み × 機会:弱みを補強し機会を逃さない戦略案を列挙する
  • 弱み × 脅威:弱みと脅威から起こりえるリスクを回避できる戦略案を列挙する

【入力例】

1.2.5 ビジネスモデルキャンバス

顧客のニーズに基づいた、自社が提供できる価値を考えます。誰に・どのような製品やサービスをどういった手段で提供するのかを考え、その結果どのように収益を得るかを考えます。また、事業を実施するために必要なリソースや事業の活動を整理します。

【入力例】

1.2.6 戦略マップ

戦略マップを使って目標を達成するためのシナリオを図式化します。売上やコストといった財務の視点以外にも、人材育成をどのように行うかなど、経営で重要な視点をバランスよく取り入れて整理します。

【入力例】

<関係する質問回答形式のカテゴリ>
・戦略の策定(※ 戦略マップは質問回答形式とのデータの連携はしていません)

1.2.7 スコアカード

戦略マップで追加した戦略要因がKSF(重要成功要因)としてスコアカードに表示されます。スコアカードでは各KSFを実施するために重要な評価指標(KPI)を設定します。

【入力例】

<関係する質問回答形式のカテゴリ>
・目標設定(※ スコアカードは質問回答形式とのデータの連携はしていません)

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